文化遺産

ギョベクリ・テペ

Göbekli Tepe

ギョベクリ・テペのイメージ
登録年
2018
地域
ヨーロッパ・北米
国コード
TR
座標
37.2228, 38.9226

概要

ギョベクリ・テペ(トルコ語: Göbekli Tepe、クルド語: Girê MirazanまたはXerabreşkê) は、トルコ共和国のアナトリア南東部、シャンルウルファ(旧名・通称ウルファ、古代名エデッサ)の北東12km郊外の丘の上にある新石器時代の遺跡。遺丘の高さは15メートル、直径はおよそ300メートルに及ぶ。地名は「太鼓腹の丘」の意。標高はおよそ760メートル。1996年からドイツの考古学チームにより発掘調査が行われ、チームの指揮を執ったクラウス・シュミットが他界する2014年まで続いた。近辺では、定住していたとみられる住居跡やガゼルを追い込んで捕えていたとみられる巨大な罠の跡も発見されている。 発見以前の常識であった大文明は農耕が可能にしたとする常識を覆す、狩猟採集民によって築かれた文明であり、それまで最古とされたメソポタミア文明を5千年程度も遡る。ギョベクリ・テペの遺丘に残された構造物は非常に古く、紀元前1万年から紀元前8000年の期間に建てられた。祭祀に用いられたと考えられるこれらの構造物には2段階の発達が見られる。第一段階(先土器新石器A)では巨大な丁字型の石柱がいくつも円を描くように並べられている。物理探査(リモートセンシング)により石柱の総数は200本以上、それらの描き出す円が20確認されている。2025年現在、8つの遺跡が発掘されている。中心の石柱は5.5メートル、重さは推計15トン。それらが基盤岩に穿たれた穴にはめ込まれている。第二段階(先土器新石器B)では石柱は小さくなり、磨かれた石灰の床を持つ長方形の部屋に立てられた。

公式情報・出典を確認する

訪問記録をRelicyに残す

写真、地図、バッジ、クイズを通じて、世界遺産をめぐる体験を記録できます。