文化遺産
マラムレシュの木造教会群
Wooden Churches of Maramureş

- 登録年
- 1999年
- 地域
- ヨーロッパ・北米
- 国コード
- RO
- 座標
- 47.8000, 24.0000
概要
マラムレシュの木造聖堂群(マラムレシュのもくぞうせいどうぐん)は、ルーマニアの世界遺産の一つである。トランシルヴァニア地方北部のマラムレシュに残る木造聖堂群のうち、異なる時代や地域ごとにそれぞれの建築技法で建てられた、8つの代表的なルーマニア正教会の木造聖堂が登録されている。それらは、西端に背が高くほっそりとした鐘楼を備えた高度な木造建築物であり、北部ルーマニアの山岳地帯における文化的景観を、その地域固有の方法で体現したものである。 マラムレシュは中世以来の自治的な伝統によって、ルーマニアの中でも比較的よく知られた地方である。その保存状態の良好な木造の聖堂や村落、伝統的な生活様式、今なお用いられている地方独特の色鮮やかな服装などは、マラムレシュをあたかも生きた博物館のようにしている。 この地方の有名な木造聖堂群は、以前に建てられていた聖堂の敷地に、17世紀から18世紀にかけて建造されたものである。その背景にあったのは、ルーマニア正教会の聖堂を石で建造することを禁じられたことへの反発である。 聖堂は太い丸太で建造され、内部は小ぢんまりとして薄暗く、素朴な技法で聖書に題材を採ったイコンが多くある。最も特徴的なのは入り口の上に聳える鐘楼と、聖堂本体が小さく見えてしまうような大きな屋根である。
公式情報・出典を確認する訪問記録をRelicyに残す
写真、地図、バッジ、クイズを通じて、世界遺産をめぐる体験を記録できます。