自然遺産

マデイラ島のラウリシルヴァ

Laurisilva of Madeira

マデイラ島のラウリシルヴァのイメージ
登録年
1999
地域
ヨーロッパ・北米
国コード
PT
座標
32.7600, -17.0133

概要

マデイラ島の照葉樹林とは、ポルトガルのマデイラ諸島の主島であるマデイラ島に分布する照葉樹林原生林のことをいう。世界遺産に登録されている。 ヨーロッパを包み込んだ第四紀更新世における氷河の影響を辛うじて免れた、アトラス山脈北稜(モロッコ・アルジェリア領内);カナリア諸島のラ・ゴメラ島のガラホナイ国立公園(世界遺産)を中心とした区域、ラ・パルマ島(特に北東部)、テネリフェ島(北部の狭い区域);アソーレス諸島の一部の島々と並び、氷期以前のヨーロッパにおける植生分布の典型として貴重である。 太平洋周縁と異なり、氷河気候が卓越した中で照葉樹林がほとんど残らなかった大西洋周縁の照葉樹林原生林としても非常に重要。このため正式には「遺存型照葉樹林」と呼ばれている。 なお、ポルトガル語名の「ラウリシルヴァ」(スペイン語名「ラウリシルバ」)は、「月桂樹林」と誤訳されることが多いが、実際はゲッケイジュが優占する単相林ではなく、多様な常緑広葉樹及び常緑針葉樹から成る森林である。樹種はOcotea foetens(til)、Apollonias barbujana(barbusano)、Persea indica(vinhático)およびゲッケイジュ属のLaurus novocanariensisが多い。

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